First day ~20:00~
席についてから私とEmmaは、お酒を飲みながら色々な話をしていた。
さっきまではちょくちょく心配になる場面もあったけど、なんだかんだ楽しかったな😁
気づけばもう1時間以上経っていて、まだ夜ご飯を食べていなかったのもあってそろそろ帰り時かなぁと思っていた。
(ホテルでディナーは流石に高すぎて断念。。😭)
その時、彼女が呟いた。
「私、彼に捨てられたの」
それからEmmaは流れるように、ずっと喋り続けていた。
多分、20分くらいは余裕で話していたと思う。
話の内容はこうだった。
Emmaは一年前に、ここベルゲンで 彼(以下Mikel)に出会い、付き合い始めた。ただ、Mikkelの方が10歳ほど若く、それがとても気になっていたため、Emmaの方から別れを切り出したそうだ。ただ、彼からはまだ連絡が来て困っているとのこと。

ん。。。?私聞き間違えたか?
Emmaが彼を捨てようとしてるってことか?
しかし、この後もじっくり話を聞いていたが、明らかにEmma自身が被害者であるというスタンスで喋っている。そっからは、延々と彼への愚痴を聞かされた。しかも、ネガティブワードだらけ。。。
さらに、Emmaの話にうんざりしつつあった私に向かって、彼女は言った。
「もっと明るい顔してよーー!!」
この時やっと確信した。こいつはまじでヤバイ。。。
気づくのが遅すぎた。。いや、直感では感じていたはずなのに。
やってしまった。。。😇😇
どうにかして、この会話を終わらせ早くホステルに帰りたい。。。
そう思った私は、咄嗟に言った。
「私、明日山登りに行くからもう帰りたいな。Emmaも行く?」
???!?!?!?!え、今私なんて言った?!
彼女を誘った!?!?
(人は極限まで追い詰められると思いもしないことを発するらしい☺️)
次回
終わりのはじまり。

今回は毎日ちょっとずつ物語を更新していくよ!!
明日の更新をお楽しみに😁😁😁
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