Second day ~11:00~
ぎっしり詰まったスーパーの袋を両手に、Emmaが部屋に戻ってきた。

うわっ、またすごい量買ってきたな。。
そういや、昨日お金なくて困ってるとか言ってたのに、結構浪費が多いよなぁ。。
※私は1日経つと、嫌なこととかも忘れてるタイプなので、割と普通に対応中。。
ただし、さすがにこの日は少しのモヤモヤ有
そんなことを考えていると、お腹が空いてきた。
あ、そういや昨日晩飯も食ってなかったわ。
スーパーに行こうと思って身支度を始めると、Emmaに声をかけられた。
Emma「どこ行くの?」
私「スーパー」
Emma「ホステルの朝食食べに行こうよ!!」
※このホステルでは、宿泊料金とは別に、追加で朝食を付けられるシステム
ただし、大体かなり高めの値段
私「んー。いくらだったー?」
Emma「えー、分かんないや。」
私「フロントで聞いてくる。」
多分高いんだろうなぁと思って、フロントで聞くとなんと
3000円 と言われた!!!
(ちなみに、ここの宿泊費は1500円)
あー、やっぱりか。
そう思って部屋に戻り、Emmaに伝えた。
私「3000円だったーー!!!」
Emma「で、朝食つけたの?」
私「つけてないよ〜。高すぎwww」
Emma「え?なんで??? 私と一緒に朝食食べたくないの!?!?!?
なんでつけなかったの?!?! 意味がわからないんだけど。どういうこと??」
私「……。え、いや高かったから。」
Emmaはこの後もずっと怒っていた。
多分彼女は、値段に関係なく朝食を食べるつもりだったんだろう、、、
あぁ、そうか。根本的な考え方とか、金銭感覚とかそういうものが、私と彼女では大きく違うのかもしれないな。。
そう思って、彼女とコミュニケーションを取ることそのものを諦めた。
幸いなことに、大雨が降っていて山登りはできそうになかったので、中止にした。
新しい航空券の手配に、次行く場所の情報収集など、私はやることがたくさんあったので、たまに話しかけてくる彼女をずっと無視していた。
(それでも、めげずに話しかけてくるんだけどねww)
まさかこの後、さらに最悪の展開が待ち受けているとは思いもしなかった。
次回
さらなる闇へ

今回は毎日ちょっとずつ物語を更新していくよ!!
明日の更新をお楽しみに🤣🤣🤣
コメント
なかなかすごい展開になってきましたね….楽しみです!