Second day ~16:00~
ただいま、Emmaと山を登り始めて10分。
※言い忘れていたが、ここベルゲンの山は、山とは言えどもガチの山登りの感じではなくハイキングレベルで登ることのできる場所である。
(ちなみにベビーカーを押しながら涼しげな顔で登っていく、スーパーママさんもいらっしゃった。。。🙂)
Emmaはというと、いつかの発言からは想像ができないほど、ものすごく嫌そうに歩いていた。(第4話参照)
まぁ、確かに緩やかな山とはいえ、ところどころきつい箇所もあったので、嫌になってくる気持ちも分からなくもない。
しかし、彼女は3分毎、いや1分毎に「後どれくらいに着くのー?」と繰り返した。
もちろん最初の方は普通に答えていた、
10回ほど尋ねられただろうか。
ついに、私は半ギレ状態で言った。
「もう帰っていいよ、私は頂上にいくから。じゃあね!!」
Emmaは「うん、じゃあそうする。じゃあね!!」と答えた。
思わぬ形で一人で山登りすることになった。願ったり叶ったりだ、
それから3分くらい歩いていた時、またあの言葉が聞こえた。。
「後どれくらいに着くのー?」
一瞬、頭おかしくなって幻聴でも聞こえるようになったのかと思った。
しかし、彼女はそこにいた。(そして怒り口調)
自分の目を疑った。
数分前、彼女は確かに「帰る」と言ったのだ。
しかし、彼女は勝手についてきて、謎に怒り口調で言葉を発した。
この時、私は決心した。
「もう二度と、この女には近付かないと。」
次回
衝撃のラスト

Tamaki
今回は毎日ちょっとずつ物語を更新していくよ!!
明日の更新をお楽しみに🤗🤗🤗
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